サウル・アルバレスのドーピング事件について。プロ選手は安い焼肉屋に気を付けた方がいいかも。

ボクサー

今回は、カネロこと、サウルアルバレスのドーピングの件について話していきましょう。もうこの話をお忘れになられた方も多いかと思いますが、実際詳しく知らない人も多いかと思います。最終的にゴロフキンと試合をして勝っていますが、なんだか後味が悪いですよね。

※カネロという単語はスペイン語でシナモンの意味であり、それはサウルの髪の色が赤色である事からカネロと呼ばれるようになった。

 

サウル(カネロ)アルバレスのドーピングでゴロフキン戦が延期した件。

2018年5月5日にラスベガスで第二戦が予定されていたのですが、なんとカネロのドーピング検査で陽性という結果が出ました。それにより、カネロは半年間の出場停止処分を受けたのです

カネロにまさかドーピングの反応が出るとは思いませんでしたよね。この陽性反応により、二戦目が延期となりました。もしかしたら消滅する危機も感じられましたが、実際は試合が開催されましたよね。

ただ、一度カネロがドーピングの反応を示したことにより、なんとも後味が悪い試合でしたよね。この試合でゴロフキンを応援していた人も多かったですね。

試合は延期しましたが、カネロの母国メキシコではそこまで問題になっていなかったのでしょうか。というのも、カネロが出演している牛肉のCMはドーピング疑惑後も2週間普通に放送されていたようですからね。我が国日本とは意識が違いますよね。

 

サウル(カネロ)アルバレスのドーピング検査にて、クレンブテロールが検出された。

カネロがドーピングの検査をしたのが2018年2月17日と20日です。カネロはメキシコで検査を受け、そしてその検査結果を発表したのが『ゴールデンボーイプロモーションズ』まさに今カネロはデラホーヤと争っていますよね...

カネロに何の薬物の陽性反応が検出されたのかと言うと、『クレンブテロール』です。WBCのスライマン会長は「メキシコの牛肉の赤身を増やすためにクレンブテロールを牛に与えている人間がいる」と発言しています。ですからカネロは『メキシコの牛肉が原因』と言っていたのですね。

そういえば、メキシコの選手はドーピングが多い気がしますよね。山中慎介さんと闘ったルイスネリも1戦目の時に同じ禁止薬物の『クレンブテロール』と『ジルパテロール』が検出されています。

エリックモラレスとフランシスコバルガスにも『クレンブテロール』が検出された事もあります。そのような過去があるにも関わらず、メキシコの牛肉を食べるでしょうか?違和感を感じます。

 

 

https://www.excite.co.jp/news/article/HealthPress_201808_post_3730/

 

このクレンブテロールは、牛肉の成長を促す作用がありますから、家畜を肉として出荷するまでの時間が短期間で済みます。だからメキシコの牛肉にはクレンブテロールが検出される事が多いという事です。出荷している業者からしたら、経済的なメリットを考えていますから人体の事までは考えていないという事になりますね。

 

サウル(カネロ)アルバレスの発言。

カネロはゴロフキンと対戦が延期しまして、結果的に試合が開催する事にはなりました。ただ、カネロはゴロフキンへ謝罪もしていないですし、一貫して言い訳じみた事ばかり。

「メキシコでは検査が牛肉の検査がない。」「メキシコに滞在している時は食事制限もしていないが、残念乍らメキシコでは肉を食べるのはやめておいた方が良さそう」

...このような発言をゴロフキンは聞いていたからこそ、怒っていたのでしょう。

 

対するゴロフキンの発言。

ゴロフキンはカネロのドーピングが牛肉だとは信じていませんでした。というのも、ゴロフキンはカネロの身体に注射痕があるのを見たと言っていますから。だ、その写真は出回っていませんから何とも言えませんが。

2016年6月23日にデラホーヤが二人の対戦を来年の秋(2017年)に行うと発言し、注目を集めましたが、その時点でカネロはミドル級リミットで一試合も戦った事が無かったですし、そう考えると、身体を作るためにドーピングをしたのではないかと想像もできますよね。クレンブテロールには筋肉増強の作用がある事が分かっていますから

 

村田諒太がサウル(カネロ)アルバレスに激高。

カネロ3階級制覇
ドーピングしてる奴がなにを成し遂げても凄いとは思えず
一方ウィリーモンローはドーピングで試合に出られず
カネロは半年したら平気で試合して大金を稼ぐ
この業界は狂ってるとしか思えない

村田 諒太 Ryota Murataさんの投稿 2018年12月19日水曜日

 

メキシコ産の牛肉には注意した方が良いかもしれません。

カネロやネリが言う事が本当なら、メキシコの肉には注意した方が良いですね。日本にメキシコの牛肉は輸入されており、『アメリカ、カナダ、ニュージーランド、メキシコの順番で輸入されています。(2018年の情報

日本の安い焼肉屋でも使用されている事が分かっていますから、減量に入る前にそのような肉を食べると、もしかしたらクレンブテロールが身体に入ってしまう可能性もあります。

日本における輸入牛肉はオーストラリア産、アメリカ産のものがメジャーで、ファミリーレストランや居酒屋などで使われ、日本の外食産業に流通してきました。

ところが2003年にアメリカでBSE(牛海綿状脳症)の感染牛が発見されて以来、アメリカ産の牛肉輸入は一時ストップ。その間の代替品としてメキシコ産の牛肉が輸入されるようになり、以来、日本の外食産業を支える一翼を担うようになりました。

そしてBSE発症から10年が経過した2013年、アメリカ産牛肉の輸入制限が撤廃され輸入牛肉の王者・アメリカ産が復活。ここにメキシコ産牛肉の撤退か、といった心配が危ぶまれたものの、冒頭の“おいしさレベル”そして“食の安全”の観点から、メキシコ産の牛肉はそのまま国内に輸入され続けるようになりました。

引用元:『https://prmexico.jp/interview/72』

 

メキシコ産牛肉が高評価を得た理由として挙げられているその味わい。ある業界関係者によれば、「ブラインドテストをするとメキシコ産がおいしい」という声が上がる、という評価もあるようです。

これに関連するメキシコ産牛肉の特徴として、他国産のものと比べて脂身の割合が少ない(部位や等級にもよる)という点があります。

メキシコ産の牛肉は赤身系なのです。これはメキシコの気候に由来し、気温が高く熱いために皮膚表面に脂がつく一方で肉中のサシが入りにくくなる、との見解がメキシコ産牛肉関係者にはあるようです。この、脂肪割合が少ないというメリットは病院食や介護食にも向いており、健康志向をめざす外食産業からの需要拡大が期待されそうです。

引用元:『https://prmexico.jp/interview/72』

 

まとめ。

今回はサウル(カネロ)アルバレスのドーピングについて話しました。私、思ったのですが、メキシコの牛肉にクレンブテロールが含まれている割合が高いとするなら、もっと多くの選手がドーピング検査に引っかかっていると思うのです。ですが、有名選手に限って検出されているような気がしますね

世界チャンプに上り詰めるような選手だと、専属の栄養士ぐらいついて良そうな気もしますし、食事には一層気を遣っていると考えられます。ですがドーピング検査で陽性になってしまうとは...

メキシコの選手のドーピング問題には闇がありそうです。

 

...結局第三戦は2021年に持ち越しになると言われていますが、ゴロフキンは勝利を掴むことが出来るのか

 

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