井上尚弥選手と闘うジェイソン・マロニーについての強さについて解説します。マロニーはボクシングをする前、造園業で働いていた事が分かっていますね。そして認定されたバリスタなので、美味しいコーヒーを作る事が出来るようです。
とまあ、そんな情報は置いといて…
海外のボクシングファン達はこの試合をどのように感じているのでしょうか。その事についても調べてみました。
ジェイソン・マロニーの強さについて解説。
- 国籍:オーストラリア(ビクトリア州ミッチャム)
- 生年月日:1991年1月10日
- 身長:165㎝
- リーチ:165㎝(170㎝という記録もある)
- 右ボクサーファイター
2010年10月31日(日本時間11月1日)に両者が激突しますね。この試合は、『WBA&IBFバンタム級タイトルマッチ』として開催されます。
正直井上選手が負けるイメージが全くつきませんよね。ただ、モロニーはプロで1敗しかしていませんから、侮れません。井上サイドが甘く見ているわけがないので、いつも通り勝利をもぎ取ってくれるはずです。
ただ、ボクシングは何が起こるか分かりません。ドネア戦でも1ラウンドを見た時は簡単に勝つだろうと思いましたが、その後ドネアのパンチで井上選手は目のダメージを負いましたし。”偶然”が起こると、マロニーに奇跡が起こるかもしれませんよね。
私はマロニーが弱いとは思っていません。WBSSで行われたロドリゲス戦では、良いファイトを見せてくれましたよね。高レベルな正統派ボクサーという印象を受けました。出入りも早いですし、様々な角度からパンチを放つ事が出来ます。それに対応力も見せてくれましたよね。
作戦を遂行できるだけの頭もありますし、メンタルも強いです。井上選手と闘う予定だったカシメロよりも強いと言う意見もあるぐらいですから、侮れない相手だとは思います。
まあでも、井上選手がその上を行っているので何の心配もしていないですが。
ジェイソン・マロニーの戦績。
- プロ戦績:21勝1敗(18KO)KO率82%
- WBAオセアニアバンタム級王座
- WBAオセアニアスーパーバンタム級王座
- コモンウェルス英連邦バンタム級王座
マロニーはアマ時代の2010年にアンドリュー・モロニー(弟)と共にコモンウェルスゲームズのフライ級に出場して、準々決勝で敗退しています。アマでは10年間で国内タイトルを5個獲得しています。
ジェイソン・マロニーの自信満々な発言。
マロニーはこの試合前に、自身満々な発言をしています。
- 「この試合は私の試合で最も難しいでしょうが、人生の中で最もやりがいのある事です」
- 「すべてのボクサーには弱点があります。それらを打ち負かす事が私には出来ると信じています。井上を倒すものに必要なスキルがあると信じていて、それを証明します」
- 「ドネア戦を観ましたが、どちらも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。沢山の人がドネアの強さに驚ていましたが、私はそうではありませんでした。ドネアは私が信じていた事を示しました。井上は人間ですね。」
- 「私は世界に衝撃を与える準備が出来ている」
ジェイソン・マロニーはハングリーな性格。
マロニーは、間違いなく世界チャンピオンになるまでボクサーとして活動すると考えています。それは何故かと言うと、エマヌエル・ロドリゲス戦で敗北した後に前向きなコメントをしているからです。
- 「WBSSの時間と経験を楽しみました。残念でしたが、いづれ私の時が来るでしょう。ロドリゲスとまた戦いたい。敗北に復讐したい。」
- 「私の夢は世界チャンピオンになる事です。弟のアンドリューと共に。」
マロニーのコメントを聞くと、絶対に諦めないでしょう。それはロドリゲス戦で証明してくれましたよね。
ジェイソン・マロニーと井上尚弥について海外のファン達が語った。
この一戦を前に、海外のボクシングファン達はどのような意見を持っているのでしょう。気になる人も多いと思いますので、調べてみました。
- 第二ラウンドで井上のKO。戦いは始まる前から分かっている。明白だ。
- モロニーはボディパンチが上手い。モンスターにトラブルを与えるでしょうが、中盤から後半にかけて井上が勝つでしょう。
- 井上が3ラウンドで破壊する。
- モロニーは壊されてオーストラリアに送り返される
- モロニーは強力な右を持っている。井上に対抗出来る最高の選手でしょう。レオナルド・バエズにも深刻なダメージを与えましたし。
- 皆井上に倒されるまで同じことを言う。モロニーには残念乍ら井上を悩ませなければならない能力はない。
- 申し訳ないですが、井上がモロニーを2ラウンドか3ラウンドで粉砕します。その負けがモロニーのキャリアの終わりの始まりです。
上記のコメントにある、『バエス』とは、世界5位だったレオナルド・バエスの事を指しているのですが、タフな選手でしたのでTKOにびっくりした人もいたようです。
色んな方の意見を見ると、「モロニーは強いとは言いますがそれでも井上選手には敵わない」といった意見が本当に多いですね。
井上尚弥とジェイソン・マロニー両者と闘った河野公平の意見。
「スーパーバンタムの選手だったモロニーは、でかいなという印象。パワーがあり、僕の戦った選手では一番パンチ力が強かった。試合後3~4か月も頭が痛かった。穴のない、レベルの高い選手です」と河野さん。
試合数に対してのKO率はともに8割を超える(井上は84.2%、モロニー81.8%)だけに、「打ち合いも。モロニーは意外と頑張る気がします。井上君は前の試合で受けた目のけがが心配」と言いつつも、「ただ、井上君は強いですから」と、勝利は疑わなかった
両者と闘った河野公平さんの意見が一番参考になりますよね。マロニーのKO率が示すように、パンチ力は相当強いのですね。見た感じはそんな風に感じられませんが…
でも、やはり井上選手の強さが勝ると感じているようです。
まとめ。
今回は井上尚弥選手の対戦相手である、『ジェイソン・マロニー』選手の強さとファンの意見について調査してみました。個人的には、全ての面で井上選手に分があると感じていますし、序盤にKO勝ちすると予想します。
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