ザブジュダーがキッカケで乱闘になるもメイウェザーのファイトマネーが無しになったらしい。

ボクサー

2006年に行われたこの1戦。記憶に新しいでしょうか?IBF世界ウェルター級タイトルマッチがネバダ州のトーマス・アンド・マック・センターで行われました。ジュダーさんとメイウェザーが戦ったのです。そう、メイウェザーがジュダーさんから伝説のダウンを奪われた1戦です。

この試合は10ラウンドに大乱闘が始まり、長い間試合がストップしましたよね。ジャッジのスコアカードではメイウェザーが楽にリードしており、ジュダーさんはメイウェザーの巧妙な動きと戦術に苛立っているように見えました。

…第10ラウンドの残り数秒ジュダーさんは左手でローブローをぶちかまし、その直後にメイウェザーの後頭部にラビットパンチを食らわせました。メイウェザーが痛みに耐えながら体を折り曲げ、ゆっくりと自分のコーナーに戻ると、審判はすぐにタイムアウトを要求。

悶絶しながらメイウェザーがコーナーに到着すると、彼の叔父でトレーナーのロジャー・メイウェザーがリングに入ってきてジュダーさんに近づき、大乱闘に発展。

パンチが飛び交う中、両選手の陣営と会場の警備員がリング内に駆け込みました。少なくとも十数人の警察官がリング内に入りましたね。苦笑

結局試合が再開されジュダーさんは回復しているように見えましたが、メイウェザーにとってそれは大した問題ではありませんでした。スコアカードではメイウェザーが大きくリードし、満場一致の判定で安定の白星をゲット。

...もちろん試合後にはネバダ州アスレチック委員会が関係者に罰則を科しました。まず、先にリングに上がったロジャー・メイウェザーに20万ドルの罰金。そしてメイウェザーの賞金の取り分をすべて取り上げるというニュースが発表されました。メイウェザー可哀そう。

一方でジュダーさんの父親であるヨエル・ジュダーには10万ドルの罰金が科せられ、ライセンスも取り消しという報道がされ、ジュダーさん自身は、ネバダ州アスレチック・コミッションから12ヶ月間のライセンス取り消し処分を受け、そして乱闘騒ぎに関与したとして3万5千ドルの罰金を科せられました。

メイウェザーは勿論無罪放免となりましたが、マネーを稼ぐ事は出来なかったという試合です。苦笑

引用元:【YouTube( Fights And Rap Media)】 

メイウェザーにとって1勝という記録だけが残った試合です。苦笑

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