2020年11月1日は、レオサンタクルスの日になるのか、それともデービスの日になるのか。注目の一戦が近づいていますね。どのような結末を迎えるのか...
奇跡的にコロナウイルスを完治したレオサンタクルスの父親
レオサンタクルスがボクシングを始めたのは8歳の頃。ボクシングを紹介したのは、父親であるアントニオサンタクルスです。アントニオは、息子にボクシングの経験がなくとも何かを成し遂げてくれるだろうという根拠のない自信があったとか。
レオサンタクルスは子供の頃の遊びを犠牲にし、ボクシングに打ち込みます。結果的に全米選手権準優勝という結果も残しましたね。アントニオの目に狂いは無かったという事になります。レオサンタクルスのアマチュア戦績は【148勝7敗】です。
...2006年10月13日にプロデビューし、2ラウンドノックアウトでペドロシルバを破って勝ち星を積み重ねていきました。
- IBF世界バンタム級(3度防衛)
- WBC世界スーパーバンタム級(4度防衛)
- WBA世界フェザー級スーパー王座(1度防衛)
- WBC世界フェザー級ダイヤモンド王座
- WBA世界フェザー級スーパー王座(3度防衛)
- WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座
幼い頃からアントニオとボクシングのトレーニングを積んできたレオサンタクルス。デービスとどのようなファイトを繰り広げるのか興味深いですね。
今回もアントニオと共に、トレーニングをする予定でしたが悪夢が襲います。それは一体何かと言うと、アントニオがコロナウイルス【COVID-19】を患ってしまうという悲劇…肺が機能せずに、心臓は止まってしまったのです...
アントニオは過去にも骨髄の癌(ステージ3)を完治した経験があったようですが、「今度は本当にヤバい」とレオサンタクルスは思ったとか。
病院で様態が悪いアントニオに対し、サンタクルスの母親は彼の苦しんでいる姿を見たくなかった。その為「もう亡くなった方がいいんじゃないか...」とさえ思ったようです。それだけアントニオは苦しんでいたという事です。
家族は様態を知るために、病院側と頻繁に連絡を取るために電話をしていました。そしてとある日、病院側から家族に電話があったのです。その時レオサンタクルス達家族は「父親が亡くなった」という電話が来たのか...そう思ったそうです。
ですが、なんと病院側は「アントニオの肺が再び動き始めた、機能している」と電話をかけてきたそうです。そう、奇跡が起こったという事です。その後、精神的にも安定し、日に日に良くなっていったようです。本当に良かった。
レオサンタクルスはいつもアントニオと共にボクシングのトレーニングを積んできたので、父親が居なかったらダメだと言っていますし、彼のお陰で辛い練習も楽しめると言っていますね。
以下レオサンタクルスの言葉
最大の戦い。デービスは偉大なファイターであり、スーパースター。彼はまだ25歳と若い。そしてKO率は95%。非常に危険な戦いを強いられるし、私のキャリアの中で最も難しくなるだろう。ですがこの戦いは私たちが待ち望んだものであり、最高の勝利を掴みに行きます。
以下レオサンタクルスの兄【ホセサンタクルス】の言葉
彼は自分が何をしているのか知っています。デービスはKOアーティストですがレオが勝ってくれる事を私は信じていますし、レオは賢いですからね。彼はデービスを倒すのに十分な強さがあることを知っています。
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