貴方はタイソン・フューリーの名前の由来を知っていますか?タイソンの由来は、フューリーの産まれた時の体重が1ポンド(約450グラム)しかない早産児で、フューリーの父親が「強くなってもらいたい」と願いを込めて名付けられています。
ですから元々父親はマイクタイソンを尊敬していた事でしょう。そんなタイソンフューリーは幼い頃から父親からマイクタイソンのビデオを魅せられてきたでしょうし、彼自身も尊敬しているはずです。
そんなタイソンフューリーが2020年6月にイギリスの放送局である「BTスポーツ」にて、このような言葉を発します。
「どの時代のヘビー級ファイターも自分を倒せないと思っている」
そのファイターの中には『アリ』『レノックス・ルイス』『ジョージ・フォアマン』等、偉大な王者達の名前も入っていました。そしてマイクタイソンも。
個人的な意見としては、やはり実際に対峙しないと分からない。です。フューリーが完封するかもしれないし、タイソンが1発ぶち込むかもしれない。試合をしてみないと分からないのです。
ただ、現役のボクサーは試合をして「負けるだろう」と発言する人はいないですよね。フューリーはマイクの事を尊敬しているのは間違いないですし、その発言に悪意はないものと捉えます。
そんなフューリーが2020年、マイクと試合の対戦オファーがあった事を明らかにしました。フューリー曰く、『1000万ドル』で交渉があったようです。当時はマイクと『ZOOM』で話をしていたようで、マイクは冗談で「5億ドル」とも言っていたと答えています。
ですが、結局話はまとまりませんでした。
ただ、もし大きなマネーが動いていてもヒューリーはマイクと試合をしなかったでしょう。というのも、フューリーがこんな事を言っていたからです。
タイソンフューリーがマイクタイソンと戦う事を断った理由…
...以下フューリー
”もしマイクがフューリーにパンチを放ったら、「フューリーは駄目だ」と言われるだろうし、もし自分が1ラウンドでマイクをボコったらヒューリーはいじめっ子だという図式が出来る。俺はもしマイクと戦って大きなお金を得たとしても、そんな金は必要としてない。
俺は、過去最高の選手と戦ってファイトマネーを稼ぐなんて必要としてないんだ。”
...
フューリーは年老いたマイクと戦ってまでファイトマネーを手にしたくは無かったようですね。それもタイソンの事を尊敬しているからこそでしょう。
過去に『デオンテイ・ワイルダー』が発した「全盛期のタイソンでも一ラウンドで倒せる」という発言にキレて、ワイルダーとの第二戦を制した(7回TKO勝利)というエピソードがあります。「リスペクトに欠けた発言だ!」と。
...いいや、よく考えればフューリーは「どの時代のヘビー級ファイターも自分を倒せないと思っている」と言っていたような…
ps.フューリーグッズも結構販売されてるんですね~笑
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