ロイジョーンズ事件の詳細。一体裏で何が起こっていたのか。

ボクサー

ロイジョーンズジュニアのオリンピック事件を貴方は知っていますか?知っている人は多いでしょうが、あの時裏で一体何が起きていたのでしょうか。審判を買収していたという事は分かっていますが、詳しくまでは知らない人が多いかと思います。

 

ロイジョーンズ事件の詳細。ソウル五輪で『朴 時憲』と金メダルを賭けて戦うもまさかの判定負け...

1988年に開催されたソウルオリンピック。ロイジョーンズは順調に決勝まで勝ち進むも、決勝でまさかの判定負け。金メダルを逃してしまいます。

ただ、この試合でロイは相手の『朴 時憲』に対し、2回もダウンを奪っていますし、誰がどう見てもロイの勝利だったのです

それが、まさかの判定負け。ロイは金メダルを獲得する事は出来ませんでした。

引用元:『youtube』 

韓国が自国で開催するという事を良いことに、自国の選手に優位になるように審判を買収していたという事です。ですから、ロイに勝利した『朴 時憲』も被害者と言っていいでしょう当時試合を観た人の話を聞くと、朴選手は自分の勝利を聞いたときに「え?勝ったの???」という表情をしていたようですから...

そんな事もあり、事件後に朴選手がロイに謝罪したと言われています。ロイにはIOCの会長からレプリカの金メダルが与えられました...ここは、レプリカではなく判定を覆すべきでしたね。

 

事件の裏で一体何が起きていたのでしょう?

画像出典元:『twitter』

事件の裏側で何が起きていたのか、、、なんと後に韓国が審判を買収した事が明らかになったのです。韓国側にジャッジを付けたのが『ウルグアイ』『ウガンダ』『モロッコ』の審判で、この中のモロッコの審判は、「開催国の韓国に優位になる判定をした」と言っています。

 

...審判が買収されていた事が明らかになったのです。

 

その後、ジャッジを行った審判たちは2年間の資格停止処分となりました。そして韓国びいきの判定を行った審判、つまり買収された審判は最終的に永久追放処分となりました。

他の試合でも問題が勃発し、それはライトフライ級の試合で起こりました。『マイケル・カルバハルvsイヴァイロ・マリノフ戦』でも同じような疑惑の判定があったのです。

この試合の結果に喜んだ韓国人の人も多いでしょうが、判定に抗議する韓国人も多数いたようで、地元のテレビ強に抗議電話が相次いだと言われています

それから、アマチュアボクシングの採点ルールが変わる事になりました。

 

朴時憲のその後はコーチになりましたが、ロイvsタイソンの件で再びフューチャーされる事に...

画像出典元:『twitter』

五輪後は『慶南大學校』で体育学士を修め、そして田舎の海辺の町にある高校で教師として過ごします。その後、再びボクシングと関わるようになり、そして指導者となりました

2001年にはアマチュアのコーチとして、2008年にはAIBAユースワールドカップの韓国代表コーチ。現在は『済州島』にある市営ボクシングチームのコーチをしています

...2020年にタイソンとの試合が決まったロイですが、同時期に再びインタビューされています。

パク氏は、「勝敗が決定するときに手を挙げたくなかっ」と語っています。ですが手が上がり、人生が悲観される事となった。と。

 

まとめ。

今回は1988年に開催されたソウルオリンピックの疑惑の判定についてお話しました。ロイジョーンズが金メダルを間違いなく獲得したという試合でしたが、まさかの判定負けで悲願を達成する事が出来ませんでした

当時はこの試合の事を『盗まれた金メダル事件』と言われましたね。この事件は後世に語り継がれる事となるでしょうが、実際に勝った『朴時憲』も被害者でしょう。

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