シーサケット・ソー・ルンヴィサイの生い立ちは極貧だった。14年間連れ添った彼女とは破局。

ボクサー

ロマゴンにKOで勝利したのも記憶に新しいシーサケット。彼はタイで産まれ育っているのですが、幼少期はとても貧しかったようです。

 

シーサケット・ソー・ルンヴィサイの生い立ちについて調べてみると、貧しかったことが判明。

シーサケットの本名はウィサクシル・ワンゲックと言います。タイでの幼少期は決して楽では無かったようです。シーサケットと言うタイの北東部で育ち、父親はムエタイの選手でしたが家族を養う十分な収入がありませんでした。そのため彼は13歳の時にその地を離れ、首都のバンコクに向かいました。

バンコクでは警備員やゴミ収集人として働き収入を得ていたのですが低賃金だった為に新鮮な食べ物を買う事が出来ず、時にはデパートのゴミ箱を漁ってご飯を食べていたそう。まさかそんな過去があったとは思わないですよね。シーサケットはその仕事だけではやっていけず、他の仕事に応募したこともあるそうですが、雇ってもらえなかったようです。そのような事もあり、父親がしていたムエタイを始めることになりました。戦う事で人生をより良くしようと思ったのでしょう。

ですがちょうどそのタイミング?(2009年3月)で日本のリングで戦わないか声が掛かります。勿論ボクシングは未経験。つまり、噛ませ犬という事です。しかもその相手は八重樫東選手。当然敗北し、同年の6月に再び日本のリングに上がります。そして負け。

シーサケットからしたら、勝ち負けとかどうでも良かったんでしょうね。どうしてもお金を稼がないといけないので、日本行きを決めたのだと思います。それから母国に帰り、ボクサーになるのか或いはごみ収集の仕事を続けるのかどちらかの道を選ぶか考え、ボクサーになる事を選んだシーサケット。

2010年2月に敗北してからはタイの名門ジムであるNakornloung Promotionに移籍し、才能を開花。2013年5月にWBCスーパーフライ級世界王者だった佐藤洋太選手に挑戦し、見事TKO勝利。世界チャンピオンになりました。

シーサケットはこんな言葉を発しています。

「私たちは自分の人生を選ぶことはできませんが、人生を変え、夢に向かって努力することはできます」

...説得力がありますし、心に響きます。

 

シーサケット・ソー・ルンヴィサイは14年間連れ添った彼女と破局している。金を持って逃げられたらしい。

シーサケットは貧しい時代からずっと一緒に彼女と苦楽を共にしてきたのですが、その彼女とは破局しています。そして別の女性と婚約しました。日本でも色々とシーサケットの彼女について噂になりましたよね。ですから調べてみました。

そもそも当時の彼女が別の男性と一緒に写っている複数の写真がネットに出回り問題となったようですが、その真相について彼女が話していました。

彼女の話曰く、「私たちはしばらくの間別居していて、別居中は二人とも別の人と交際していた」「自分が悪い女だったらシーサケットとはいい関係のままではいられなかっただろう」「三角関係が原因ではない」←こう語っています。確かに14年も付き合い、そして貧しい時代も共に生きているという事実がありますから悪い女では無さそうですよね。ただ、真相については謎に包まれたままです。

誰もが結婚すると思っていたでしょうし、現にシーサケットはスーパーフライ級の王座を防衛した後にプロポーズしていますからね。まさかそのタイミングで破局するとは誰も思わないでしょう。シーサケットは「彼女が何故関係を終わらせたいと思ったのか分からない」と言っていて、更には「金を奪われた」とも言っています。

引用元:『youtube( A-SIGN.BOXING.COM)』 

シーサケットは波瀾万丈ですね。こんな人生を送る人なんてそういないでしょう。

最近ではアムナットに勝って、再びエストラーダと戦う意思を見せていますがどうなる事やら。個人的に応援したい選手ではあります。

 

まとめ。

今回はシーサケットの生い立ちについて話しました。貧困から抜け出すためにバンコクに向かったシーサケット。日本で初めてボクシングの試合をした時の相手が八重樫東選手とは、凄い経験ですよね。

まさか噛ませ犬が世界チャンピオンになるとは驚きですが、それだけシーサケットのハングリー精神が強かったという事でしょう。ずっと連れ添ってきた彼女とは破局していて、頑張って稼いだ金を奪われているシーサケット。とんでもない人生です。。。

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