拳四朗選手の父親である寺地永さんは元プロボクサーであり、元日本チャンプ。そして東洋チャンプでもあります。実は竹原慎二さんと過去に対戦している事が分かりました。
という事で、今回はその話。
【日本タイトルマッチ】竹原慎二に挑戦する寺地永(拳四朗の父親)
寺地永さんは立命館大学の出身で、進学後にボクシング部に入部しています。大学時代のアマ戦績は『49勝25KO3敗』です。かなり良い成績を残している事が分かりますよね。
その後大学を卒業後、商社で働くことに。ですがボクシングの事を諦めきれず、プロの道へ進むことになります。
1989年にスーパーウェルター級でデビュー。1ラウンドKO勝利を収め、そこから4連勝。そして日本タイトルマッチへと漕ぎつけます。
デビューから僅か5戦目にして日本タイトルに挑戦ですから、アマ時代から注目されていたのでしょうか。アマの時には技巧派として知られていたそうで、試合を観ても重量級とは思えないほどです。
そして拳四朗そっくり。拳四朗の身長は164㎝ですが、永さんの身長は189㎝もありますから不思議な感じがしますね~。
そのタイトルマッチなのですが、引き分けでタイトル奪取に失敗しています。そして1戦の引き分けを挟み再び引き分けた相手の王者『西條岳人』に挑戦。しかしまたしても引き分けという結果に。
寺地永は再びタイトルに挑戦するべく、試合を重ねます。そして2戦2勝した後、竹原慎二が持つタイトルに挑戦することが決定しました。場所は聖地後楽園ホール。その竹原慎二は、寺地永が2度引き分けた西條岳人からKOで王座を奪っています。
ここまでの戦績は寺地永が9戦6勝(5KO)3分。竹原慎二が11戦11勝(10KO)でこの防衛戦まで6戦連続でKO勝ちしています。
この一戦までアマチュア仕様のポイント重視だったスタイルから、ウエイトトレーニングに励んでプロ仕様にスタイルチェンジしたという情報があります。3度目のタイトルに挑戦する寺地永は彼岸の日本チャンピオンになる事が出来るのか!
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日本ミドル級タイトルマッチ『寺地永VS竹原慎二』
...25年後
昔戦った寺地さんの息子チャンピオンになる
おめでとう pic.twitter.com/qkglEIziw9— 竹原慎二 (@shinji_take125) May 20, 2017
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