朝青龍と関東連合の川名毅の喧嘩の真相!実は殴ってない?

相撲

第68代横綱である朝青龍明徳(本名ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ)。彼は当時日本の相撲を盛り上げた英雄的存在ですよね。いや、これについては賛否両論あるとは思いますが。しかしながら少なくとも盛り上げた事に間違いないと思います。相撲は礼儀を重んじる国技ですから、それを尊重する人にとっては朝青龍が気にくわないと思っていた人もいるかもしれません。

...そんな彼が引退に追い込まれた理由として有名なのが「他人に暴行を働いた」というものなのですが、この事についての真相は謎に包まれたままです。当時の事件の詳細について深く考えてみます。

 

朝青龍と関東連合の川名毅の喧嘩の真相!

画像出典元:『https://www.digitalsojourn.org/』

朝青龍に関するニュースが突如放送されました。その内容というのは、朝青龍が泥酔して他人に暴行を働いたというものでした。当時の朝青龍は度々世間を騒がしていましたから、個人的には「またか」という感覚でしたね。ただ、それがキッカケで引退するとはまさかでした。

事の発端は朝青龍が2010年1月場所中に飲みに行き、酔っ払って暴れたというものでした。少なくとも週刊誌のフライデーではそう報じられていました。その時暴行されたのがマネージャーである一宮章広さんだとされていましたね。結局朝青龍は厳重注意され、そのまま事は終わるかと思いました

が、、、

後に殴られた人が一宮さんではなく、関東連合の当時のリーダーであった川名毅であった事が判明。このように事件の内容が二転三転し、一体何を信じたらいいのか分からない状況になりました。結局朝青龍は川名毅の顔面を殴って鼻骨を折ったという話が大衆に流れ、その話が信じられるようになりました。本人は現役続行の意思を貫いていましたが、その願いもやむなく引退という道へ、、、

画像出典元:『https://japan-nightclub.com/』

朝青龍が起こしたとされる事件は六本木の『フェリア』というクラブ(現在は閉店)で起こったようですが、どうやら酒を飲んで酔っていた朝青龍が女性に手を出したのを見た川名毅(当時フェリアの経営を任されていたとされる)が朝青龍に対して「もう来ないでくれ」と言い放ったようです結果的に朝青龍が車へ連れて行って監禁し、そして川名毅を殴って鼻骨を折ったという話でした。これについては後程詳しく話します。

 

...結局刑事事件には発展せず、示談(1500万)が成立して事は収まりますが、引退に追い込まれた朝青龍の人生が大きく変わる瞬間でした。




朝青龍が当時の事件を語った。実は殴ってない?

先程関東連合の川名毅が鼻骨を折られたと話しましたが、恐らくそれは嘘。川名毅が大金の為にワザと嘘を吐いたとという説が濃厚です。朝青龍はこの件についてこう述べています。

本気で怒ってキレたらね、大変なことになりますよ。それがなぜ鼻(の骨を)を折ったとかね。そんなものじゃない

引用元:【oricon】

朝青龍は番組で「こっちは現役バリバリの横綱ですよ。場所中ですよ。集中力ためて力もいっぱいで。それで本気で殴るということがあったら大変なことになりますよ。危ないですよ」と、現役横綱が殴打した場合は鼻骨骨折ではすまないと改めて強調。

引用元:【oricon】

そう、朝青龍は「殴った記憶はない」と言っていたのです。確かにあの大きな体で殴られたとしたら鼻骨骨折どころかあの世に行っちゃうと思います。川名毅は警察に鼻骨骨折などの診断書を持っていったと報じられていましたが、金の為に自ら鼻を折ったのでは?と考えられますね。

朝青龍が場所中にそんな場所へ行くのも問題ですが、ちょっと運が悪かったですね。結局傷害の容疑で書類送検されてしまいました、、、

朝青龍曰く、外圧があったために真相を語れなかったようです。つまりは、あの事件の真相は鼻骨骨折ではないという事でしょう。川名毅の背後には暴力団が付いていたと噂されていますが、朝青龍側にもヤヤコシイ繋がりがあったために結局1500万の示談金で済んだと言われていますね。川名毅の嘘により、朝青龍が引退に追い込まれたというのが個人的な見解です

 

 

朝青龍の退職金が凄すぎる。

朝青龍が相撲界を引退しましたが、この事件が原因で解雇にはなりませんでした。よって退職金や特別功労金、そして懸賞金の積み立てなど全てを懐に入れました。ウワサでは3億以上もあったとか...

 

川名毅は関東連合のリーダーで芸能界とのコネクションがあった。

画像出典元:『ameblo』

関東連合元リーダーという肩書がどれほどのものなのか分からない人も多いでしょう。一般人からしたら想像できないような暮らしをしている彼らですが、川名毅も勿論そのひとりです。彼はのりピーの覚醒●事件とも関わっていたと噂される人物ですから、知らない人が聞いたら仰天するような話ばかり出てきます

彼は東京都世田谷区出身で産まれた年は1970年頃だと言われています。10代の時からヤンチャしていて、ヤクザにも所属していたと言われています。その頃からクスリの取引をして関東連合のリーダーという地位に就き、芸能界との繋がりを持つようになりました。のりピーのみならず、押尾学事件にも関わっていたとされています。

このように、大物芸能人と深く関わっていたので、「六本木の帝王」とも言われていました。しかし何故でしょう。彼はこれまで一度も薬物に関する逮捕歴がありません。深く調べていると、どうやら家系がそうさせているようです...?




川名毅がクスリ関係で逮捕されないのは父親が官僚だったから?

この話はあくまでも噂レベルの話なのですが、その話によるとどうやら川名毅の父親は財務省の官僚だったと言われています。そう言われれば納得します。普通に考えて10代の頃からクスリのルートに関わったと言われているのに薬物に関わる逮捕歴がないというのはあまりにも不自然ですからね。

のりピーや押尾事件に関わっていたと言われて尚捕まっていないというのは絶対におかしい。そしてよく考えると、押尾学事件には森喜朗の息子が関わっていたと言われていますから(あくまでも噂!)もし川名毅の父親が財務省の官僚だとするならば事件をもみ消すことなんてたやすい事だと思います。

父親が川名毅の事をかばったと考える人もいるでしょうが、個人的には父親が自らの保身のためにもみ消したんだと思いますね。まあ、あくまでも勝手な憶測ですが。

 

川名毅は映画に出演した事もある。

画像出典元:『https://www.hachi8.me/』

芸能界との繋がりがある川名毅は20歳の頃に吉田栄作主演の『代打教師 秋葉、真剣です!』に出演した事があります。

10代の頃から芸能界とのコネクションを持っていたのでしょう。その繋がりでこの映画に出演していたとするならば、大物とも繋がっていた事が用意に想像出来ます。そう考えると、芸能界は闇が深い業界なんだな~と再認識させられますね。

川名毅は格闘技団体(K-1)の創設者である石井和義のボディーガードを務めていた。

川名毅は格闘技団体であるK-1の石井館長のボディーガードも務めていました。この館長もヤクザとの関わりを噂されていますね。。。

さることながら関東連合トップに君臨する川名毅。武闘派のスキルだけでなく、IQも高かったのでしょう。父親が官僚と言われる所以ですかね。語学(英語)も堪能で、その辺の愚連隊とは一味違うビジネススキルも持ち合わせていたようです。

横のつながりが深かったので、石井館長からしたら頼もしい存在だったに違いありません。因みに身長は170㎝程ですから、身体の強さよりも頭脳を使っていたと予想されます。勿論残忍なところもあったわけですが。

 

朝青龍はトラブルメーカーだった。気性が荒い?

画像出典元:『https://ja.uncyclopedia.info/』

さて、川名毅の紹介をしたところで、朝青龍の話に戻りましょう。彼は度々問題行動を起こしていましたが、どんな性格だったのでしょう。一般的に気性が荒い性格だと思われがちですが、思った事を口にして感じた事を身体で表すという単純かつ純粋な性格であると感じますね。だからと言って様々なトラブルを起こしていますから、許されるものでもない事は承知していますが、引退後もその愛嬌あるキャラクターから愛されていますよね。

個人的ベスト1位の問題行動は、巡業を休場しているのにモンゴルでサッカーをしていたことですかね。腰の疲労骨折などで全治6週間と言ってたにも関わらずのサッカーでしたから。(笑)




旭鷲山への因縁

画像出典元:『jiji.com』

朝青龍と言えば、母国モンゴル出身の力士である旭鷲山との因縁です。彼は2003年の夏場所にて旭鷲山と対決し敗れました。それから相手をにらみつけ、北の湖理事長が厳重注意しています。

同年の名古屋場所では旭鷲山のまげを掴み反則負け。負けが続きプライドが許さなかったのか、旭鷲山のドラミラーを破壊してしまいました。。。

場外乱闘寸前だったとも言われていますから、ここはよく持ちこたえましたね。(笑)

 

朝青龍は何度も厳重注意を受けていた。

朝青龍の問題行動は数知れず、全てを覚えている人は恐らくいないでしょう。

例に挙げると

  • 先代高砂親方が亡くなったにも関わらずモンゴルに帰国しており葬儀を欠席(2003年)
  • 名古屋場所で優勝後酔っ払い部屋の窓ガラスを割る(2004年)
  • 対戦した稀勢の里の背中を蹴る(2007年)
  • 巡業欠席中にモンゴルでサッカー(2007年)
  • 夏場所直前にゴルフコンペを主催(2009年)
  • 場所直前にモンゴル出身力士でゴルフコンペ(09年5月)

他にもまだあります。例えば白鵬の一触即発とか、、、苦笑

 

 

朝青龍の引退会見時の一部抜粋

朝青龍は熱くなりやすい性格であり、悪気は無く行動するタイプだとは思います。ヒール屋を演じて居ていた訳ではないでしょうし、割と愛されキャラでしたよね。

そんな彼が引退会見の時に語った内容について気になる発言があったので取り上げさせていただきました。

皆さまは品格、品格と言いますが、正直、土俵に上がれば鬼にでもなるという気持ちで上がります。そこで精いっぱい相撲を取らなければいけないという気持ちはありました。(自分は)今までにない(種類の)人なので、皆さまに大変迷惑を掛けたと思います。

引用元:【jiji.com】

「大変迷惑をかけた」←この一言が朝青龍の申し訳ない気持ちを表していますね。土俵では一対一のガチンコ勝負ですから、つい熱くなってしまったという事ですね~

...朝青龍は引退後、ずっと日本に住むと思うとは言ったものの、モンゴルで実業家として活動していますね。日本とモンゴルを往復しているという話もあるものの、大相撲には一切かかわっておりません。




朝青龍が電撃引退し白鵬も悲しむ。

画像出典元:『https://news.ntv.co.jp/』

モンゴル出身の横綱白鵬。彼は朝青龍が引退する事が決まった時、どんな気持ちだったのでしょう。過去には土俵上でのバチバチの件もありましたが、ゴルフを一緒にしたりとプライベートでの交流はありました。不仲ではなく、ただ単に土俵があったから敵として相対していただけです。

「事実だけれど、信じたくないというのが感想です。目標とした力士でありましたし、同じ時代でやっていたことは光栄です。「テレビで見て『ウソ』って思って。本当に…寂しい。

引用元:『https://news.ntv.co.jp/』

去年、横綱の会で『あとどれくらいやれるかな』『頑張れ』って周りの人が言っていた。こういう別れ方とか…びっくりした」

引用元:『https://news.ntv.co.jp/』

相撲ファンとして思う事は、白鵬と同じ気持ちを持った人が多かったのではないか?という事です。引退後はどうなるかと思いましたが、順風満帆な人生を送っているみたいなので良かったです。これからも応援したい所存です。

 

まとめ。

今回は朝青龍と関東連合の川名毅との喧嘩話について深掘りしました。朝青龍は川名毅が関わるクラブ『フェリア』に行かなければそのまま大相撲の力士として活躍していたでしょう。当時は殴って鼻骨を折ったと報じられましたが、本人曰く殴っていないと言っています。川名毅が鼻骨を折られたという話が先走りし、朝青龍が引退せざるを得なくなったというのが個人の見解です

結局朝青龍サイドが示談金1500万円払ってその件は終わりましたが、朝青龍の相撲人生も終わってしまいました。

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